貯水槽清掃は信頼ある事業者へ

貯水槽清掃は信頼ある事業者へ

見えない貯水槽の内部、だから清掃は信頼できる当組合事業者へ

貯水槽の設置者は建築物衛生法に基づく清掃、消毒及び検査を1年に1回行うことが法律で義務付けされています。
貯水槽はその設置場所も内部も人目に触れることが少ないため、清掃が規定どおり行われたかどうか、疑問の起こるところです。
こうした清掃にまつわるトラブルを防ぎ、万全を期すために、昭和55年5月10日付のビル管理法の一部改正によって、事業を営む者は都道府県知事の登録を行うことによって、業者の位置づけが明確になり、また、それによって、その資質の向上をはかり適切な業務を行なうことになりました。
群馬県貯水槽管理協同組合はそうした群馬県知事登録の事業所によって組織され、安全・安心・清潔をモットーに飲料水を汚染から守るため日々作業を行っています。

任せて安心の貯水槽清掃 6つのポイント

ポイント1: 資格を有する者が作業の監督を行います。

以下の資格どちらかを有する者が作業の監督を行います。

  1. 厚生大臣の指定した機関が実施する「貯水槽清掃作業監督者講習会」を修了した者。
  2. 厚生大臣が1. と同等以上の知識・技能を有すると認めた者
    (例えば建築物環境衛生管理技術者の免状を有する者がこれに該当します)。

ポイント2: 機械・器具を整えています。

  • 残水処理機
  • 高圧洗浄機
  • 水中ポンプ、換気ファン及び照明器具
  • 残留塩素測定器
  • ブラシ・バケツそのた掃除用具一式

ポイント3: 水質調査も可能です。

貯水槽を清掃し、消毒完了後に簡易水質検査を行います。尚、多項目検査については県指定の検査施設にて別途行ないます。

ポイント4: 専用の器具、消毒済みの器具を使います。

機械・器具そして作業衣は貯水槽専用のものを備えており、保管も他用途のものと区別し、常に点検整備を行っています。清潔な場所に収納し、作業員にもその旨を徹底させています。
また、清掃を始めるにあたっては、作業員は手足の洗浄、次亜塩素酸ナトリウム溶液での消毒を行い、現場で消毒済の専用作業衣に着替えます。

ポイント5: 作業員の健康管理も徹底しています。

清掃を行う作業員は、6ヶ月毎に検便(細菌検査)をはじめとした健康診断を受けており、伝染病の病原菌者等は、常にチェックされています。また、作業日やその前日、健康に不安のある者は作業に従事させませんから安心です。

ポイント6: 作業従業者の研修にも力を注いでいます。

貯水槽清掃作業に関する知識を習得するだけではなく、広い給水設備全般にいたる知識の吸収をめざして毎回専門の講師を招いて、作業に従事する者全てが研修会に臨んでいます。

いくら必要?貯水槽清掃の参考料金をご紹介します

貯水槽の清掃料金は、清掃業者各社によってそれぞれ異なります。
また、貯水槽の構造、立地、作業の難易度によっても高低があるため、一概に算出するのは難しいものです。
そうした諸条件をふまえ、あくまでもひとつの参考例として紹介するのが次の料金表です。

貯水槽清掃作業標準料金表(参考)

m³ 数 受水槽 高架水槽
1m³ 30,000円程度 35,000円程度
2m³ 33,000円程度 38,000円程度
3m³ 35,500円程度 40,500円程度
4m³ 38,000円程度 43,000円程度
5m³ 40,000円程度 45,000円程度
6m³ 42,000円程度 47,000円程度
7m³ 44,000円程度 49,000円程度
8m³ 46,000円程度 51,000円程度
9m³ 48,000円程度 53,000円程度
10m³ 50,000円程度 55,000円程度
20m³ 75,000円程度 75,000円程度
30m³ 95,000円程度 95,000円程度
50m³ 131,000円程度 131,000円程度
70m³ 161,000円程度 161,000円程度
100m³ 197,000円程度 197,000円程度

2010年4月1日 現在

  • 日曜・祭日、夜間は割増しになる可能性があります。
  • 水槽内点検により汚れ、沈殿物の特に甚だしいもの、あるいは鋼板水槽の錆のひどいものについては別途見積りとなる可能性があります。
  • その他、水質検査費用及び貯水槽に関わる修理、整備料金も別途かかることがあります。
  • なお、法定消毒薬次亜塩素酸ナトリウムや、FRPタンク洗浄剤は別途かかることがあります。

群馬県貯水槽管理協同組合